強くしなやかで
凛として清々しい


幼い頃
近所にそんな女性がいた


こじんまりとした家に
猫と暮らしている
お妾さん


おばちゃんはあたしを可愛がってくれた



ててなしご
未婚の母が白い目で見られる時代だったから
おばちゃんの優しさが嬉しくて



おばちゃんの悪口を言う常識ぶった人たちが大嫌いだった



べっぴんさんちゃうけど
背中をスッと伸ばした
かっこいい女性


大人になったら
おばちゃんみたいになる！
ってね憧れてた




蜩の声
夕顔
打ち水
蚊取り線香の香り



泣いたらアカン！
〇〇ちゃん強うなりや



おかあちゃんとおんなじコト言ってた．．



そんな昔のコトを
夢に見るなんて
可笑しいね

自信がないから
不安になるんよ．．



おばちゃんは
不安にならんかったん？



今なら
話したいコト
いっぱいあるのに

「また来るね」

「すぐ来るね」



あたしは必ず言うの



『うん　おいで』

『お前は‥こんなタイミングで言うか？』

『しつこい！』



あなたの
微妙な言葉の違いに
一喜一憂



それでも
あなたの笑顔を見たら
嬉しくて



国道から駅への交差点
信号に引っかかると
密かに拍手



「もう着くね」

『そうだね』


「忘れんといてね」

『バカ！ボケ老人か！！』



呆れたようなあなたの顔
あたしは
本気で言ってるのに



大好きな人の隣
何気ない会話と笑い声



あなたの優しい笑顔



帰り道の車内は
時の流れが早くて
ちょっぴり切なくて
お喋りになるね



しあわせの空間

《ニッポンって…》


大好きな
あなたがいるから

あたしの
大好きな国(=^▽^=)ノ

四つん這い

開いた脚



臀部を打つ鞭先が陰部に当たり

故意に陰部を狙った鞭は

鞭先が恥丘と腹部に当たり赤紫色に朽ちる



脳天を貫く激痛

泣いて．．

鳴いて．．

呻き声にかわると



クリップを手に

あなたは冷たい微笑みを浮かべ

あたしの脚を開く



紅く血の滲んだ陰部



「許して．．お願い」



まるで聞こえていないように

ラビアとクリトリスに飾られるクリップ



「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」



本当はこれからが．．

飾られた後がコワイ



目をかたくつむり

息を止め

その時を待つあたし



重なる身体



陰部のクリップが

大きなあなたの身体に押し付けられ

朽ちた陰部に刻まれる痛み



「痛いの．．ﾕﾙｼﾃ」



『痛いの？ダメだよ許さないよ ｸｽｸｽ』



涙で霞んだあなたの顔は

笑っているのに

冷たい目



「ｲﾀｲｮ．．ｲﾀｲｮ．．」



『痛いね 可哀想に ｸｽ 中に出すよ』



こんなにも痛いのに

腰を押し付け

脚を絡め

奥深くに求めてしまう



苦痛の向こうに

冷たく微笑む

あなたがいるから．．

お友達のＭ女さんから
素敵な写メをいただきました



彼女もまた．．
平凡な日常を纏いながら


主を想い

主を慕い


甘く切ない乙女心に
戸惑いを感じるお年頃



伝えたいｺﾄが
言えなくなったのは


愛しい方と紡いだ年月と


貴女が．．アタシが
ちょっぴり成長した証



大丈夫



胸の奥深く．．
ﾀﾞｲｼﾞﾆ ﾀﾞｲｼﾞﾆ 育んで


心の糸電話で伝えるの



ﾌﾟﾙﾙ..　ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ..



愛しいあなた
月の裏で逢いましょう

男「叩く音が聞こえたね」

女「喧嘩？」

男「違うよ～女の人は泣いて喜んでいた(笑)」

女「変態？」

男「変態」

女「嫌だ～気持ち悪～い(笑)」


隣から聞こえる話し声

露天風呂に仲良く入っている
ごくごく普通のカップルさん



隣の露天風呂に
変態女が入っているｺﾄ
知らないの



「鞭の痕が痛～い」

バシャッ！！！


少し大きな声で独り言
そして
勢いよく湯船を飛び出した



見知らぬお隣さんを
驚かすの(≧ε≦)ｵﾓｼﾛｲﾈ♪

ママ業こなして
写真を撮って

さて♪メール

その前に～もう一度
彼からのメールを確認して～♪



．．えっ！？


嘘や。。。


《明日から》ちゃう
《今日から》やった


ガ━(ﾟロﾟ;)━ン


昨日「あと一日！」って
自家発電フル活動して
過ごしたの


あたしは
なんておバカさん
(ο_ _)ο



五日間でいい子なん？

だったら
あたしもいいコ？

無茶苦茶いいコやん？


ﾅﾝﾃ 毒ｦ 吐ｸ


女の子のお掃除週間なのに

アカンね

ごめんなさい



確認してよかった

勘違いせんで
本当によかった

もっと気をつけます
反省(>_<｡)〃

『お前は牝犬』

『お前は便器』

『お前は奴隷』



おバカなあたしは
調子に乗るとね
自分の立ち位置を忘れるから
異空間であなたは
諭すように何度も口にする



あなたの大切なモノは
絶対
守らんとアカンからね



普段のあたしは
大人のふりをして
それなりに
常識ある行動ができる



一日でも長く
あなたの側にいたいから
我慢ではなくて
あたりまえのこと



最低で最大のルール



でもね
所詮大人のふりだから
充電切れするんよ



そんな時は空を見て
あなたの
顔と．．声と．．
言葉を思い出して．．



『お前は牝犬』

『お前は便器』

『お前は奴隷』


あたしは牝犬

あたしは便器

あたしは奴隷


だから

大好きなあなたの側に
居られるんやもんね



泣き虫やから
涙は出るけど大丈夫！
ちびっと泣いたら


充電完了！！


あんなｺﾄや．．こんなｺﾄ
楽しいｺﾄを考えて


いっぱい食べて
いっぱい寝て
暑さなんかに負けへんよ



あなたの魔法の言葉で
自家発電ね d(▽￣*ok

シャワーを浴びる時

浴室の鏡に映し出された

背中と胸の鞭痕は

紅くキレイな筋を描き

まるで花火みたい



何度も鞭を受けた

臀部と腹部は

紫色に朽ち

血が滲んだ鞭痕は

平温のお湯が熱く染みる



四つん這いになり

陰部に打たれる鞭は


恐くて．．痛い


一打毎に仰け反り

叫び声は呻き声にかわり

涙で声が消え．．踞る


朦朧とする意識


それでも

『立ちなさい！』

冷たく言い放つあなた



這いずりながら見上げる

あなたの顔がね

堪らなく好きなんよ

明け方のメール
うれしくて
携帯を抱っこして
着信音を最後まで聞くと
今度は急に不安に．．



ドキドキして
メールを開くと
ふたりの合言葉ではナイ
あなたの言葉


ドキドキは最高潮


テンパるあたしの返信

冷静なあなたからの返信



もし．．隣にいたら

『バカ！うるさい！！』

いつもみたいに叱られてるね(笑)



『オナニーして寝なさい』

なんて言われても

うれしくて眠れないよ～



ディルドを出して

お布団の中でクチュクチュ



メールだけで
何でこんなに濡れるん？

イヤらしいこと考えてナイのに
何でこんなに気持ちいいん？



あっという間にイッて
記憶が途絶えた．．



目がさめた時に
太股にかぴかぴ淫汁で貼りついたディルドを発見！？



うれしくて眠れんなんて嘘



うれしくオナニーしたら
気持ちよくて
イッたらすぐに爆睡


脳天気なおバカさん


『お前はすぐ寝るね』


あなたの声が聞こえそう

未明の天体ショー
あたしは午前３時頃
真夜中の空を見上げていました


月光のない好条件にも関わらず
日中の猛暑のせいか
夜空は重くて
スッキリとした星空は見えなかったけど

三個の流星を
確認しましたヽ(=^▽^=)



ペルセウス座流星群は
昨夜がピークだったけど
明後日頃までは見えるとのこと



太陽で見えない今も
天体ショーは行われているんやね

なんて

お盆の準備中に空を見て
流星と彼を想い
青空の写真！！と思ったら


ズッコケ(ο_ _)ο


意外と
青空より涼しげかも(笑)

流星にあなたの平安を願いました

連日の猛暑
お体に気をつけてください


もしね
夜中に目がさめたら
夜空をﾁｮｯﾄ見てね

優しい声ときれいな言葉
落ち着いた話し方
大好きな声



『寝て脚を開きなさい』



カーテンを開いた窓際
ソファーに座るあなたの前で
木製の長椅子に横たわり
脚を開くあたし



指でおまんこを開き
隅々まで見ていただく


おまんこは十人十色だけど
あたしみたいなおまんこは
見たことがないって．．



『お前のおまんこは変わっている』



変態女・淫乱熟女・便器女
普段の蔑みの言葉よりも
何百倍も利く



大好きな人の
大好きな声で言われる
冷ややかな言葉



消えそうなくらい
恥ずかしくて
悲しくて．．辛い



ﾍﾝﾅ ｵﾏﾝｺ ﾆﾊ ﾑﾁ ﾉ ｵｼｵｷ

諦めていた八月の異空間



下界は記録的な猛暑

だけど．．ココは

３６５日特別な空間



下界に近い

テラスの暑さも平気



あなたと一緒だったらね

真夏も．．真冬も

一番好きな季節になるんよ

伝えたいｺﾄがいっぱいあって


お話したいｺﾄもいっぱいあるんよ



「はい」

短い言葉に

いっぱいの想いを込めて

お返事をする



そんな時

あなたは命令をくださる



命令に込められた

『わかってる』の言葉と

命令をいただいた事実が



深く潜った海から見た

太陽のように

優しく．．

妖しく．．あたしを導く

予定が決まると

体臭が強くならないように食事に気をつけたり

体毛の処理の周期を計算して

身体のお手入れに美容室

持ち物と着る物の準備とか

もちろん仕事の調節と留守中の家のｺﾄ



愛しい方にあえる
特別な日のためのＭ支度



毎日が楽しくて
あっという間に時が流れる


予定が決まったら
ソワソワしちゃって


準備中は毎日が
ドキドキ　ワクワク


あって
顔を見た瞬間が
最高に しあわせ で


一緒の時は
あっという間に
時間が過ぎちゃうから
気がついたら帰り道。。



車を降りた瞬間から
《待て》がはじまるからね



予定が決まって
調教を待つ間の

《Ｍ心》

主さまからの特別なご褒美です


.:♪*:･'ﾟ♭.:*･♪'ﾟ｡

８月は忙しいから…
って言ってたから


上手に《待て》ができるように

いっぱい食べて
いっぱい寝て
いっぱい笑って
ときどき泣いて

なんや．．かんや．．
理由を探してみたり



そやけど．．
毎日暑い一日はﾑｯﾁｬ長くて
夕方の蜩も
怖い番組も苦手で。。



お月さまに向かって
クォ～～ン



そんな毎日に一通のメール



変態牝犬の遠吠えが
東の街まで届いたん？


本当にうれしいなぁ
ﾙﾝﾙﾝﾙ～ﾝ♪


なんて
調子に乗ったらアカンね
反省。。(ο_ _)ο